スクールは「自分で」選ぶ
エステティシャンになるためのスクールはたくさんあり、その内容も様々。どのスクールを選べばいいのか悩んでしまいますよね。だからといって「知り合いが通っていたから」とか「聞いたことがある名前だから」といった理由で選ぶと通ってからミスマッチだったなんてことになりかねません。知名度が高くても、あるいは他人にはベストなスクールであっても、そこが自分にとってのベストだとは限りません。重要なのは「自分にとって最適な学習ができるスクール」です。
こちらでは自分にあったスクールの選び方を3つのポイントに分けて解説します。
ポイント1カリキュラムをチェック!
エステと一口にいってもメニューは様々。フェイシャル・ボディケア以外にもワックス脱毛や痩身などもあります。学べる技術を特化したスクールもあれば、総合的に学べるスクールもあります。この技術を学びたい!という目的があるならば、選択肢も絞られてくると思いますが、そうでなければ総合的にバランスよく学べるスクールがおすすめです。
エステティシャンになるために最低限必要な勉強は、
- 正しい知識を身につけるための「理論」
- 手技だけでなく美容機器を含めた専門的な「技術」
- 体の状態を知り信頼してもらうための「カウンセリングスキル」
さらに資格取得が含まれているとその後の就職や転職、開業にも有利になります。スクールによってそれぞれ違った強みがあるので、ホームページなどでカリキュラムを確認し、詳細が分からなければ資料を取り寄せて詳しく見比べてみましょう。わからないことは積極的に問い合わせてみることも必要です。
ポイント2学習スタイルをチェック!
エステスクールには平日の日中に授業がある全日制、自分の好きな時間に授業を設定するフリータイム制、短期コースや夜間コース、自宅学習をしながら土日などにスクーリングで実技を学ぶ通信制など幅広いスタイルがあります。全日制は1〜2年制で知識・技術ともに時間をかけて学び、短期や夜間、フリータイム制は内容を凝縮させて半年〜1年くらいで学びます。通信制の場合は半年くらいかけて自分のペースで学ぶことができます。
こうした幅広いスタイルの中から、自分の生活スタイルに合っているスクールを選びましょう。そしてできるだけ見学会や体験授業に参加し、スクールの雰囲気、どんな講師がいるのかを直にチェックするのも大切です。
ポイント3就職・開業サポートをチェック!
せっかくスクールに通っても知識や技術だけを身につけて終わりではエステティシャンとして世にでることはできません。そのためスクール選びは就職のサポート体制も大切なポイントになります。
幅広い就職先に対応できるよう履歴書の書き方や面接指導に力を入れているところ、大手サロンやホテルなどに推薦枠があるところもあります。直営サロンを持つスクールの場合は優先的にサロンに就職できることもあります。また修了後は開業をと考える人もいると思いますが、その場合は開業サポートにも力を入れているスクールを選ぶといいでしょう。
サポート内容はスクールによってかなり違いがあります。ホームページや資料でよくわからなければ、直接問い合わせてみましょう。